長年、シャネル・フェンディ・クロエなどのデザイナーを務めた天才クリエイターであり、現代のモード界の皇帝と呼ばれたカールラガーフェルド氏の訃報にファッション界が震えた日から、早2年半が経ちました。

今回の温故知新は、人間離れした才能で卓越したクリエイションを生み出し続けたカール氏が生前、何を見ていたのか、私が現場で感じたことを書いてみます。

カール・ラガーフェルドといえば、雲の上の存在ながら、”エディスリマンのDior HOMMEが着たいからダイエットをして、40キロ以上の減量に成功した人、そしてその後生涯、エディスリマンの細身スーツを着続けた人“という、何ともチャーミングというか、我々庶民にもなんとも喰いつきやすいエピソードがありますね。

そのダイエットは、専門家の指導の元、運動なしの徹底した食事管理で成し遂げたというものだそうで、それを貫く超人的な鉄の意志が印象的な話なのですが、そこにある動機の強さが鍵なのだろうなと想像します。

その境地へとカール氏を運んだものは何だったのでしょうか?

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https://note.com/hiromiosada/n/nc02562e432ef